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ボードゲームのコンポーネント(主にカード)を日本語化する時に、どんなフォントを使って、どんなサイズにすると見やすいかいつも悩みます。
私の周りは私を含めて老眼の方が多いので、もとの文字サイズだと読めない場合が多々あります。日本語化する時に、老眼でも読みやすい文字サイズとフォントに作り直しているので、その時の情報を備忘録的にアップします。
※ 私の作業はすべてPhotoshopで行っています。他のツールではフォントのサイズ指定が違うと思いますので、そうした方には文字サイズ情報はお役に立たないと思います。
裏切り者の住む丘の上の館
縦長のカードです。ちょっとホラーっぽい感じの背景になっているので、文字は割と太めではっきり見やすいTB新聞ゴシックを選択しています。
説明文に通常なら明朝を使うのですが、これは逆にフレーバー部分を明朝にして読み飛ばしても良いようにしました。左下に特別な指示が明記されていることがあるので、こちらはコミック体で見やすくはっきりしたフォントにしてあります。

City of the Big Shoulders
これはサマリーです。かなり大きいサイズのサマリーなのですが、文字数がとにかく多いです。
もとがおしゃれな雰囲気だったので、各フェイズ名は、コケティッシュな雰囲気を持っている漢字タイポスを使っています。このフォントは読みやすく特徴的なのでフェイズ名などによく使います。
問題の説明文は、認識できるギリギリのサイズの8ptでも読みやすいUDP明朝を選択しています。密集して文字があっても読みやすいフォントだと思います。

ホームステッダーズタイル
こちらもタイルサイズの割に文字情報が多くて困ったやつです。
タイルのタイトルは、もとが割とかっちりした雰囲気だったので、TBカリグラゴシックを使っています。個人的には好きなフォントですが、ちょっと個性が強すぎたかなとも思います。
効果の本体は、游明朝体を使っています。これは文字の横幅を縮めて縦長に変形しても読みやすいフォントになっていて、この時も字間を詰めたり、縦長に変形させたりして、各タイルに苦心して文字を配置しています。こうした文字を調整する時にこのフォントは便利だと思います。
また、日本語化する時に、各種アイコン(下記の画像なら得点の1点)は画像処理で変形(縮小)させて、日本語の都合の良い位置に移動させています。最近のPhotoshopだとこうした処理も楽なので、日本語化しやすいです。

キューバのカード
これは比較的よくある手のひらにパームできそうなサイズのカードです。タイトルは手堅いゴシックで、凸版文久見出しゴシックを使っています。かっこよさはありませんが、カードタイトルには見やすいフォントです。
説明文は、文字数が多くて苦心してます。游明朝体でも良かったのですが、見出しの遊びのなさに合わせて、説明文もノーマルな感じでUDP明朝を選択しています。
ただし、どうしても文字が多く入り切らなかったので8ptにするか迷ったのですが、横幅を10%ほど削って90%にして9ptにしてあります。老眼だと文字を小さくするより、縦長に変形させて、縦方向のサイズを確保した方が読みやすいと感じています。

クルセイダータイル
元のデザインが非常に個性的で文字選択に困ったやつです。
特に騎士団名は日本語化するならなるべく漢字にしたいという思いがあったので、毛筆的な勢いがあり、小さいサイズでも印刷時に潰れない文字という選択をしています。この時は、モリサワさんの、KSW昭和楷書Nを選択しました。それっぽい雰囲気があってかっこいいです。
効果の説明は、定番の游明朝体を使っていますが、背景色との絡みでやや見ずらい(プレイしたらあまり問題なかったですが)のが残念でした。

こんな感じで日本語化をしています。またご紹介したいパターンが増えたら追記します。 |