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第二回ははちこ担当です。 以下レジュメ、追加リンク諸々です。
中国ウェブ四コマ漫画(※)のオススメ ※ 厳密にいうと、起承転結の四コマではなく、ストーリー性の高い連載漫画と区別するために利用するもの
【概要】 1、中国の漫画出版事情 2、ウェブ四コマ漫画の誕生(1タイトル) 3、人気作品の紹介(3タイトル)
1、中国の漫画連載・出版事情 ※ ここの漫画とは、中国の漫画家が創作するオリジナル作品に限定する。日本やアメリカの漫画を翻訳して出版するものは含まれない ※ あくまでも個人の考え方
・1993年〜2005年ごろ 紙媒体(雑誌での連載)が主流。 代表誌:卡通王、北京卡通など 特徴: ① 月刊の漫画誌、中国本土の漫画家を育成。青少年が主なターゲット ② アメリカ、日本の影響を受けつつ、中国要素を付け加え。水墨画のタッチなど ③ ストーリー性重視 ・2005〜2010年 オリジナル漫画連載雑誌が全面的に死亡する時代 初期から続いた国の支援がなくなり、雑誌自分自身のお金儲けがない 結果: ① 漫画専門誌ではなく、アニメ・漫画情報総合誌の一角として生き延びる ② 低価格・ギャグ重視・小学生向けの漫画雑誌が唯一(?)の大ヒット ・2010年以後 漫画アプリや閲覧サイト、SNS上での連載が主流。中にアニメ化した大ヒット作品も続出 媒体:掲示板、漫画閲覧サイト→漫画アプリ、SNSなど個人アカウント 原因: ① 外部の原因 ・版権規制、政府側が暴力・わいせつコンテンツへの規制(漫画閲覧サイトの維持が難しくなる)国漫を発展させる ・SNSの発展 → 携帯やタブレットで閲覧するようになるので、読者層が劇的に増えた(オタクの輪を超えてしまう) ※中国SNSの「画像文化」がある。文字数制限されるから画像でまとめる→画像で情報取得するツイッターより画像へのサポートが先行している。 → ネット上ストーリー性があまりなく、面白い系のほうが広がりやすい(むしろストーリー性の高いものが不利かと)、完成度は求められない、参加しやすい(ツイッター漫画の感覚) ② 内部的原因 ・作り手として成長してきた時期 ・消費者(読者嗜好の変化) → 外部の情報が入りやすいから、飽きちゃう問題。価値観のずれ。 → ナショナリズムが上昇する時期(経済力の上昇と伴い、自国のものを持ち上げる) 結果的、職人気質が流行り、「国産の良心」→大目に見ってもらってる→褒めて伸びる
2、ウェブ四コマ漫画の誕生(1タイトル:十万個冷笑話) 雛形:デビュー前掲示板で連載されたBLEACHギャグ漫画 内容:中国神話の人物に対して、再解説したオリジナルギャグ漫画 漫画サイト(有妖気→PS:西遊記の悟空のセリフ:妖怪の気配がする)で掲載 登場人物: 哪吒:かわいい顔しているマッチョ 太乙真人:ラッパーとしてデビュー
そのほか: ・ツッコミを戦闘力としてのモブ主人公 ・白雪姫 ・金の斧銀の斧
人気の理由: ① 馴染みやすい人物を採用(誰でも知ってる、背景なしで楽しめる) ② ギャグのセンスがよい(芸風は完全にギャグ漫画日和) ③ ネット民が受けやすい要素は盛りだくさん(作者はネット民としての歴が長いから) ④ アニメ化の影響(ほぼ第一例、話題性)アニメの制作もよかった ⑤ 品薄商法:週1話からの月1話。制作側お金がないみたいな噂 ⑤ ネット上の声優さんを大胆起用
3、人気作品の紹介(ほかの3タイトル) タイトル1:非人哉 タイトル2:19天 タイトル3:头条都是他
補足リンク: ① 【中国アニメ】十万個冷笑話-哪吒篇(一) http://www.nicovideo.jp/watch/sm19124083 ロリマッチョのご登場です! ② 非人哉日本語訳(公式) 第一話 https://twitter.com/PeopleChina/status/951335660027224065 第二話 https://twitter.com/PeopleChina/status/952796073587752960 第三話 https://twitter.com/PeopleChina/status/958237171676200961 ※一部、現在5まで?らしい ※ハッシュタグの#中国漫画館で一覧が出ます ③19天日本語訳(非公式) https://www.pinterest.jp/Anne210/19-days-japanese-19%E5%A4%A9%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E8%A8%B3/
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