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徳島北教会の2020年度指針として「大切なLifeを丁寧に生きる」という言葉を提案させていただきました。
Life(ライフ)というのは、生命・生物という意味があるだけでなく、生活や人生という意味でも使います。わたしやあなたの生命はもちろん、日々の生活も、そしてその生活の集成である生まれてから死ぬまでの人生、生涯も互いに大切にしてゆこうということです。
またもうひとつ大切なことは、この世のことを大切にしようということです。宗教というものはともすれば死んだ後のことを問題にしがちですし、キリスト教の教会も「洗礼を受ければ天国に行けます」というような教え方をしているところはたくさんあります。
しかし、洗礼を受ければ天国に行けるということを書いている聖書の箇所などありません。洗礼というのは死んだ後の天国への切符のことではなく、生きている間の人生の変革のことです。
死んだ後のことは心配しないでください。みんな間違いなく神様のもとで安らかに憩うことができます。それを天国と言うのであれば、みんな天国に行けるのです。救いというのは、天国に行くことではなく、生きている間に「救われた」と感じることなのです。
そして、今日読んだフィリピの信徒への手紙4章8-9節は、そのような人生をこの世で送るための、難しいけれども単純な、ひとつの明確な方向性を示すアドバイスなのです。 |