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Podcast: ぼやき牧師/富田正樹@iChurch.me: 三十番地キリスト教会
Episode:

2020年5月31日(日)「ローカルな発想で良い知らせを伝えよう」

Category: Religion & Spirituality
Duration: 00:23:22
Publish Date: 2020-06-21 13:20:08
Description:

ペンテコステの出来事で描かれているのは、とても面白い出来事です。その頃のローマ帝国で効率よく、多くの人に何かを伝えようとしたなら、ギリシア語で宣教した方が良いはずなのに、イエス派の指導者たちは様々な出身地の人々のそれぞれのローカル言語で宣教を始めたというのですね。

これは、20年か30年後にパウロがギリシア語で手紙を書き、各地を旅して宣教し始めてから、おそらくは廃れていったやり方だと思いますが、最初のキリスト教(と呼ばれる以前の宣教)は、一人一人の出身地の言語、ということはすなわち文化を大切に、その人に合わせる形で行われていったと考えられるわけです。

私たちは宣教する時、決して効率よく、できるだけ多くの人に伝わるようにする方法もあると思います。しかし、イエスの死後50日後という、ある意味生々しくイエスの面影を抱いていた人たちは、イエスのことを相手のローカル言語で伝えようと試みたのでした。

それは、一つの言語でたくさんの民族や地域を統一支配するローマの帝国主義に対しての、ささやかではあるけれども抵抗だったのではないでしょうか。そして、すべての人々のローカルな言葉、文化、暮らしを大切にするイエスの思いの継承だったのではないでしょうか。

そして私たちもそのデリケートな感性を大切に受け継ぎながら、大掛かりでも早急でも甚大でもない、一人一人を大切に尊重するような宣教をしてゆけたらと思うのです。

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