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Description:
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2010年度版の「環境白書」が発表されました。
温室効果ガスを2020年に1990年と比べて25%削減するという「チャレンジ25」の構想や地球温暖化対策基本法の制定なども盛り込まれています。
また、白書では、世界的な水ビジネスの広がりに日本の水の技術を売り出す絶好のチャンスと指摘しています。
実は、「日本は水も大量輸入している」というのをご存じですか?
「ヴァーチャルウォーター」という考え方があります。
日本の食料自給率は40%。足りない分の60%は、輸入です。
肉や穀物、野菜などを作るのには、水が必要です。
「ヴァーチャルウォーター」というのは、仮にもし、その輸入した食料を自分の国で作るとしたら、どのくらいの水が必要か。
そのことを言います。「仮想水」とも言います。
世界の人口は、今、69億人。人口は増え続けています。
2025年、あと15年で世界人口の半分にあたる40億人が深刻な水不足になると予測されています。
日本が輸入するヴァーチャルウォーターの量は、2005年で年間800億m3。
これは、国内の年間使用量に相当します。
世界と比べても、日本はアメリカの2倍以上のヴァーチャルウォーターを使っています。
水に困っている国や地域の人にも、充分、水が行き渡るようにするために日本ができることは何だと思いますか?
それは、他の国の水を使わないで済むよう「日本の食料自給率を上げること」です。
日本は「水の豊かな国」といわれていますが、「水を大量輸入している国」でもあります。
こういう矛盾を知って、地産地消の努力を続けることが大切です。 |