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とある銅版画にまつわる不思議な物語
こんにちは、ブックナビゲーターの木村希美です。
さて、今回ご紹介する森見さんの小説。
……実に不思議なお話です。
まぁ、これだけ言ってしまうと「はて、どう不思議なの?」 と思いますよね。
それでは、物語の内容を見ていきましょう。
学生時代に通っていた英会話スクールの仲間たちと久しぶりに会うことになった大橋は、十年前に行方不明となったスクール仲間の女性・長谷川の影を追って、奇妙な画廊へ訪れました。
飾られていたのは、「岸田道生」という銅版画家が残した四十八の連作からなる作品「夜行」。
黒の背景に白い濃淡で描き出された風景画で、いずれの作品にも一人の女性が描かれていました。
それぞれの作品タイトルは、『尾道』『伊勢』『野辺山』『奈良』『会津』『奥飛弾』『松本』『長崎』『青森』『天竜川』などなど。
大橋は仲間と合流し、画廊の話をしたところ、それぞれが「岸田道生」という銅版画家に心当たりがあるようでした。
いったい「夜行」という作品は何なのか。
十年前に消えた長谷川との関係は……?
といったところで、今回も物語の一部をドラマにしましたので、どうぞ本編をお聴きください。
◆著者プロフィール
森見さんは、1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。2003年「太陽の塔」で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2007年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で第31回日本SF大賞を受賞。『四畳半神話大系』『有頂天家族』はTVアニメ化もされ大ヒットとなりました。 |